脳卒中になると日常生活でどんなことに困るの?

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脳卒中は患者数も多く命にかかわることの多い病気です。 また、一命を取り留めた場合でも半身麻痺や言語障害などの後遺症が残ることが少なくありません。寝たきりにつながることも多く、要介護の最大の原因となっています。 日常生活にも様々な影響や負担が出てきます。

目次

食事をすることが困難になる

人によって症状はまちまちですが、摂食・嚥下(えんげ)障害がみられると一人で食事をすることが難しくなります。

【このような症状がみられる】

・食べ物が口から溢れる
・飲み込んでも食物が口の中に残る
・食べ物がつかえてむせる
・形があるものを噛んで飲み込めない
・食事に時間がかかる
・食べると疲れる
・食後に痰がが出る

その他にも口腔内の清潔が保てないことがあります。 そのままの状態にすると口の中で細菌は増え、口の機能を守ることができなくなります。 口腔ケアも欠かすことのできない大切ものと言えます。

歩行での移動が困難になる

歩く動作はほぼ無意識の領域で行なわれるものですが、障害がでるとその歩行移動自体にも支障が出てきます。その中でも以下のような症状が顕著になりやすいです。

【このような症状がみられる】

・腰や膝が痛い
・歩き始めが痛い
・しばらく歩くと痛い
・片方へ寄っていく
・止まらなくなる
・向きを変えるとふらつく
・足がうまく動かない
・出だしが遅い
・小刻みになる
・足が引っかかる

まとめ

脳卒中になると、当たり前にできていた日常生活の「食べる・歩く」ということが自分一人では難しくなります。ご家族や専門施設での手助けがあることで改善へ向かうことができます。

介護認定を受けると、ケアマネジャーが毎月の介護計画を作成し、介護度別に範囲内での介護サービスを受けることができます。 原則サービス料は自己負担1割の方が多いですが、所得が多い場合には2~3割負担になることもあります。

介護保険の申請方法についてはコチラの記事でまとめていますので、併せて参考にしてみて下さい。

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