要介護3で暮らしは続けられる?気をつけるポイントは?

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要介護3どんな状態なの?

身の回りのことほぼ全て(食事や排泄など)に介護が必要な状態です。自力で立ち上がることや歩くことも難しく、認知症の症状が見らます。24時間体制の介護が必要になり、一人で生活を送れる状態ではありません。

要介護3であるあるな課題や大変なこと

着替には常に手伝いが必要

ズボンを履いたり脱いだりすることはもちろん、上着も自分ひとりでは着替えられません。

トイレや入浴時は全面的な手伝いが必要

尿意を感じにくくなっているので時間を決めていくようにしなくてはいけません。

認知症により意思疎通が難しくなり問題行動を起こす


大声や奇声をあげます。少しひどくなると不潔行為や暴力をすることもあります。

※これらの心身状態はあくまでも一例で、全ての人に当てはまるわけではありません。

要介護認定基準時間

要介護認定基準時間とは、コンピューターによる分類で1分間タイムスタディ・データから心身の状況が最も近い高齢者のデータを探し出し、1日のうち介護に必要とする時間を示すものです。

要介護3の場合、要介護認定基準時間は「70分以上90分未満またはこれに相当すると認められる状態」とされています。

介護度の維持や改善するためのおすすめリハビリ方法

物理療法医療用メドマー、低周波治療器、高周波治療器、ホットパック、牽引など
ドクターのリハビリ指示に基づいて行う物理療法リハビリです

症状を悪化させないために

要介護3は認知症を患っている人も多く身体機能が保たれている方とそうでない方に分かれます。
体が動くようであれば生きがいや、やりがいを感じながら日常生活を送れる環境を用意することで混乱を極力抑えることができます。問題行動にならないよう、なるべく不安を感じづらくしてあげることが大切になります。

リハビリに特化した介護施設の活用もおすすめ

独自のリハビリプログラムを実施している施設も増えてきました。リハビリの種類も理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)などがあげられます。他にも医師や看護師が在籍していることもあります。

理学療法
(PT)
基本動作(起きる・立つ・座る)のトレーニングや歩行訓練
専用のリハビリ機械や用具を使用
作業療法
(OT)
作業活動(着替える・入浴する・料理を作る)を通じて、社会生活を送るために必要な機能回復・維持
言語聴覚療法
(ST)
「聞く・話す・物を飲み込む」といった聴力や言葉、嚥下(えんげ)に関わる障害の改善訓練を行い回復を支援

大阪市生野区にある夢の箱勝山では、機能訓練士によるサポートを毎日個別またはグループで行ってます。介護保健で定められた基準以上の機能訓練士が在籍しており、ご入居者様の心身状況に応じて機能訓練(歩行機能向上、有酸素運動、体感機能強化、嚥下訓練など)を実施しています。

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