要介護5で暮らしは続けられる?気をつけるポイントは?

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要介護5どんな状態なの?

要介護認定の基準の中で最も重い状態です。
日常生活全般(食事、排泄、入浴等)に介護が必要となるという点では要介護4と同等です。

要介護5では寝たきり状態になっている上、介護者とのコミュニケーションがとれなくなっている場合がほとんどです。

さらに褥瘡(じょくそう)になる危険性が高まります。(※一般的には「床ずれ」と言われいます。)離床時間がほとんどなくなり、自力ではベッド上で体位を変えることができません。介護者による定期的な体位変換が必要になります。

要介護5であるあるな課題や大変なこと

1日の大半を寝て過ごすことが多くなります

食事も寝たままで行うことがあるので水の飲み込みも難しくなる。

排泄ができない

おむつが欠かすことのできないものとなる。

意思疎通が困難になる

全般的な理解の低下がみられることがあります。

※これらの心身状態はあくまでも一例で、全ての人に当てはまるわけではありません。

要介護認定基準時間

要介護認定基準時間とは、コンピューターによる分類で1分間タイムスタディ・データから心身の状況が最も近い高齢者のデータを探し出し、1日のうち介護に必要とする時間を示すものです。

要介護5の場合、要介護認定基準時間は「110分以上またはこれに相当すると認められる状態」とされています。

介護度の維持や改善するためのおすすめリハビリ方法

物理療法医療用メドマー、低周波治療器、高周波治療器、ホットパック、牽引など
ドクターのリハビリ指示に基づいて行う物理療法リハビリです。

症状を悪化させないために

一度寝たきりとなると回復することは簡単なことではありません。しかし、要介護5から自立に近い状態まで回復した事例もあります。少しづつで構わないのでできることを増やしてください。寝たきりが続くと「廃用症候群」という筋力低下や関節拘縮などが進みます。リハビリの専門家や医師に相談し適切なケアやリハビリを行うことがおすすめです。

リハビリに特化した介護施設の活用もおすすめ

意欲的に運動に取り組むご利用者も多く、施設内も活気があります。理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)などが在籍しており、身体能力が改善していく姿を目にするのは専門家として大きなやりがいとなります。

理学療法
(PT)
基本動作(起きる・立つ・座る)のトレーニングや歩行訓練
専用のリハビリ機械や用具を使用
作業療法
(OT)
作業活動(着替える・入浴する・料理を作る)を通じて、社会生活を送るために必要な機能回復・維持
言語聴覚療法
(ST)
「聞く・話す・物を飲み込む」といった聴力や言葉、嚥下(えんげ)に関わる障害の改善訓練を行い回復を支援

夢の箱勝山では、親しみやすい町家のような雰囲気の中「在宅復帰に向けて元気快復」「自分らしい暮らしを最期まで」という2つのミッションを担い、必要な個別ケアをご提供します。

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