要介護4で暮らしは続けられる?気をつけるポイントは?

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要介護4どんな状態なの?

病気やケガ、加齢による衰えなどによってほとんどの生活動作を自力で行うことができない状態です。
介護が常時必要で24時間体制でのケアを必要とします。身体面では大きな問題が無い場合でも認知症の進行具合で意思疎通が難しい状態となり身の回りのことは介護者に頼りきりのことが多くなります。一人で生活を送ることはできません。

要介護4であるあるな課題や大変なこと

座ったままの姿勢でいることが自力でできない

座っている姿勢を保つことができないのでコテッと倒れてしまいます。

動くことが少なくなる

移動するときは車椅子を使用することが多くなります。

日常生活のほとんどに介助を必要とする

トイレや入浴、服の着替えなど身の回り全てで介助を必要とします。

※これらの心身状態はあくまでも一例で、全ての人に当てはまるわけではありません。

要介護認定基準時間

要介護認定基準時間とは、コンピューターによる分類で1分間タイムスタディ・データから心身の状況が最も近い高齢者のデータを探し出し、1日のうち介護に必要とする時間を示すものです。

要介護4の場合、要介護認定基準時間は「90分以上110分未満またはこれに相当すると認められる状態」とされています。

介護度の維持や改善するためのおすすめリハビリ方法

物理療法医療用メドマー、低周波治療器、高周波治療器、ホットパック、牽引など
ドクターのリハビリ指示に基づいて行う物理療法リハビリです。

症状を悪化させないために

脳卒中や転倒などを予防し寝たきり状態を未然に防ぐことが大切と言えます。
普段から健康状態や生活習慣をこまめにチェックしておくことです。

リハビリに特化した介護施設の活用もおすすめ

設備が整った施設で「専門的なリハビリを受けたい」「機能訓練に集中したい」「体力の衰えが気になる」「予防のため運動をしたい」このような要望にこたえるリハビリに特化した施設は増えてきました。一般的なフィットネスクラブでは不安だという方などが主なご利用者となります。リハビリの種類も理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)などがあります。他にも医師や看護師が在籍していることもあります。

理学療法
(PT)
基本動作(起きる・立つ・座る)のトレーニングや歩行訓練
専用のリハビリ機械や用具を使用
作業療法
(OT)
作業活動(着替える・入浴する・料理を作る)を通じて、社会生活を送るために必要な機能回復・維持
言語聴覚療法
(ST)
「聞く・話す・物を飲み込む」といった聴力や言葉、嚥下(えんげ)に関わる障害の改善訓練を行い回復を支援

大阪市生野区にある夢の箱勝山では、介護する側もされる側にも負担の少ない介護技術を取り入れており、介助される気後れや恥ずかしさを和らげ、生活そのものがリハビリになる、環境設計と介護技術を追求しています。

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