要介護2どんな状態なの?
要介護1は一人で生活を送れる状態でしたが、要介護2からは一人で生活を送ることが難しい状態となります。 日常の動作(家事・買い物など)の低下が要介護1よりも進みます。食事や排泄など部分的な介護が必要な状態と言えます。
要介護2であるあるな課題や大変なこと
指先の細かな作業ができなくなる
「つかむ」「握る」「つまむ」といった生活で欠かすことのできない指の動きができなくなってきます。瓶やペットボトル、ひねるタイプのドアを開けられなくなります。
薬の管理が難しくなる
要介護1と症状は同じようにみえますが薬を飲んだのに『まだ飲んでない』と要求することがあり、服用を嫌がって飲まないことがあります。
金銭の管理が正しくできなくなる
計画性と判断力の低下もみられ、悪徳商法や特殊詐欺に遭うことがあります。また、家族や知人がお金を盗んだと思い込んでしまう「物盗み妄想」も起こしやすくなります。
料理の仕方がわからなくなる
得意だった料理の手順さえもわからなくなります。
テレビの内容を理解できなくなる
今まで面白がって見ていたテレビ番組を見ても理解できないのか笑わなくなります。
※これらの心身状態はあくまでも一例で、全ての人に当てはまるわけではありません。
要介護認定基準時間
要介護認定基準時間とは、コンピューターによる分類で1分間タイムスタディ・データから心身の状況が最も近い高齢者のデータを探し出し、1日のうち介護に必要とする時間を示すものです。
要介護2の場合、要介護認定基準時間は「50分以上70分未満またはこれに相当すると認められる状態」とされています。
介護度の維持や改善するためのおすすめリハビリ方法
油圧式マシントレーニング | 油圧式なので関節への負担少なく筋力負荷がかけられます。 |
レッドコード | リハビリ先進国ノルウェーで生まれたサスペンションエクササイズ。 赤いコードに荷重し様々なストレッチや体幹トレーニングが出来ます。 |
スタジオプログラム | 音楽に合わせて体操や有酸素運動、自重トレーニングを行います。 |
物理療法 | 医療用メドマー、低周波治療器、高周波治療器、ホットパック、牽引など ドクターのリハビリ指示に基づいて行う物理療法リハビリです。 |
症状を悪化させないために
体操やリハビリを通して運動能力の機能を低下させたないことで、認知症の進行をおさせることができます。
偏ったものを食べるのではなく栄養のバランスを考えた食事をとることが大切です。また噛む機能や飲み込む機能が低下すると食べられる食品が減り低栄養を引き起こします。よく噛める歯を維持することが大事になります。
リハビリに特化した介護施設の活用もおすすめ
提供されるリハビリの内容も様々で、専門家による品質の高いリハビリを受けられる施設や、独自のリハビリプログラムを実施している施設も増えています。リハビリの種類も理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)などがあります。
理学療法 (PT) | 基本動作(起きる・立つ・座る)のトレーニングや歩行訓練 専用のリハビリ機械や用具を使用 |
作業療法 (OT) | 作業活動(着替える・入浴する・料理を作る)を通じて、社会生活を送るために必要な機能回復・維持 |
言語聴覚療法 (ST) | 「聞く・話す・物を飲み込む」といった聴力や言葉、嚥下(えんげ)に関わる障害の改善訓練を行い回復を支援 |
大阪市生野区にあるココナラ巽は、高級ホテルのような洗練された空間の中「医療」「リハビリ」「宿泊」が融合した最上級のサービスをご提案します。