目次
動画のみどころ
今回の動画では、立ち座りの介護技術についてお伝えします。日常生活の基本動作となる「立つ」「座る」を実際に介護現場で働くスタッフが動画でわかりやすく解説します。この動画を見れば、初めて介護をするという方でも立ち座りの介護技術を学ぶことができます。
立ち座りの介助のポイント
立ち座りの介助をするにあたり、ポイントは3つあります。
①立ち上がる前の介護される方の足を直角に曲げ、肩幅程度に広げておく
座っている状態から立ち上がるときは、介護される方の足の位置を整えておきます。
・真横から見た時に足が直角になっているようにする
・足幅は肩幅程度に広げておく
まずはこの二つができているか確認します。
②介護される方との距離感は頭二つ分あける
介護される方と介助者の距離は、頭二つ分ほどあけておきます。
近すぎたり離れすぎたりすると両者に負担がかかってしまい、バランスを崩してしまう可能性もあります。
③人間本来の動きを支援する
介助者は、立ち座りの本来の動きをサポートすることを意識します。
・立つ時 足を引く→頭を前に倒す
・座る時 頭が下に下がる→前後のバランスをとりながらゆっくり椅子にお尻がつく
この順番で動作が行えるように介助します。
気をつけるポイント
よくあるのは、介助者が無理に引っ張ってしまいがちということです。
これをしてしまうと、「立たされている」という感覚になってしまいます。
力任せに引っ張らず、人間本来の動きをサポートするということに気をつけましょう。
まとめ
立ち座りの介助の際には、3つのポイントに注意しながら行います。
あくまでも「自分で立つ」サポートするということを意識して、力任せに引っ張らないようにするのがコツです。