要支援1で暮らしは続けられる?気をつけるポイントは?

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要支援1どんな状態なの?

要支援1は、介護が必要な度合いを示す「要介護度」のうち最も軽度な状態とされ、非該当(自立)に最も近い認定結果です。 基本的には一人で生活できる状態ですが、日常の複雑な動作には部分的な介助を要します。

具体的には

  • 掃除や身の回りの世話の一部に介助が必要
  • 排泄や食事はほとんど自分ひとりで行うことが可能
  • 立ち上がりや片足での立体保持などの動作に何かしらの支えが必要

適切な介護や支援を受ければ予防にも効果的です。

要支援1であるあるな課題や大変なこと

非該当(自立)の状態に比べて足腰が弱くなり、イスから立ち上がる時にふらつくことも多くなります。また出かける機会も減ってくるので歩く時に手助けをする回数が増えます。このような兆候が多くなると非該当(自立)から要支援1へのサインとも言えます。

要介護認定基準時間

要介護認定基準時間とは、コンピューターによる分類で1分間タイムスタディ・データから心身の状況が最も近い高齢者のデータを探し出し、1日のうち介護に必要とする時間を示すものです。

要支援1の場合、要介護認定基準時間は「25分以上32分未満またはこれに相当すると認められる状態」とされています。

要支援1の方が在宅で生活する時に気をつけるべきこと

トイレやベッドから立ち上がる時ふらつくことがあります。場合によっては転倒してしまう危険性があり、近くに体を支えられる手すりなどを確保すると安全です。また角が尖った棚などを遠ざけるとケガ防止につながります。

介護度の維持や改善するためのおすすめリハビリ方法

油圧式マシントレーニング油圧式なので関節への負担少なく筋力負荷がかけられます。
レッドコードリハビリ先進国ノルウェーで生まれたサスペンションエクササイズ。
赤いコードに荷重し、様々なストレッチや体幹トレーニングが出来ます。
スタジオプログラム音楽に合わせて体操や有酸素運動、自重トレーニングを行います。
物理療法医療用メドマー、低周波治療器、高周波治療器、ホットパック、牽引など
ドクターのリハビリ指示に基づいて行う物理療法リハビリです。

症状が悪化しやすい例

どうしても非該当(自立)状態に比べると要支援は体が思うように動かない、身体の調子が良くない日が多くなり家に閉じこもってしまう傾向です。1日の大半をテレビの前やこたつ、ベッドなどで過ごすようになり必要最低限の動作のみとなります。このようになると、なお一層歩かなくなります。いつもと一緒の動作しかしなくなるので筋力もさらに低下してしまいます。

リハビリに特化した介護施設の活用がおすすめ

最近は様々なリハビリの取り組みが行われています。リハビリの専門家による機能訓練が受けられる施設や独自のリハビリプログラムを実施している施設もあります。リハビリの種類もこれらのようなものがあげられます。理学療法(PT)・作業療法(OT)・言語聴覚療法(ST)です。

理学療法
(PT)
基本動作(起きる・立つ・座る)のトレーニングや歩行訓練
専用のリハビリ機械や用具を使用
作業療法
(OT)
作業活動(着替える・入浴する・料理を作る)を通じて、社会生活を送るために必要な機能回復・維持
言語聴覚療法
(ST)
「聞く・話す・物を飲み込む」といった聴力や言葉、嚥下(えんげ)に関わる障害の改善訓練を行い回復を支援

大阪市生野区にあるココナラ巽は「クリニック」「リハビリテーション」「ショートステイ」の機能を備えた複合施設として医療的支援・介護的支援を組み合わせています。ご利用者様のめざすゴールを共有し最適なサービスをご提供します。

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